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前提条件

項目
要件
システム要件
Trend Micro Apex Oneサーバおよびセキュリティエージェントに準ずる
ライセンス
  • 仮想パッチライセンス (Trend Micro Virtual Patch for Endpoint) は、「Client/Server Suite Premium」ライセンスに含まれます
  • 既存のTrend Micro Virtual Patch for Endpointライセンス (Trend Micro Apex Centralでアクティベート)
Apex Centralへの登録
ライセンス認証とセキュリティエージェントのポリシーの配信に必要
Trend Micro Virtual Patch for Endpointとの互換性
  • サーバ: 仮想パッチがインストールされているTrend Micro Apex Oneサーバは、Trend Micro Virtual Patch for Endpointがインストールされたサーバ上に存在できます (推奨しません)。
  • エージェント: 仮想パッチポリシーをApex One セキュリティエージェントに配信すると、セキュリティエージェントはApex One 仮想パッチの設定を適用する前に、あらゆる既存のTrend Micro Virtual Patch Agentを自動的にアンインストールします。
他のトレンドマイクロ製品との互換性
次のトレンドマイクロ製品には、Apex One 仮想パッチ機能との互換性がありません。
  • Deep Security Agent
  • 旧脆弱性対策オプションのクライアント
互換性のないエージェントプログラムがインストールされた状態のエンドポイントにセキュリティエージェントをインストールした場合、Apex One仮想パッチ機能をアクティベートすることはできません。Apex One 仮想パッチ機能をアクティベートする前に、競合プログラムをアンインストールする必要があります。

新規インストール情報

種類
説明
サーバ
Apex Oneセットアッププログラムでは、Trend Micro Apex Oneサーバの標準インストール中にApex One 仮想パッチ機能がインストールされます。
アクティベーションコードの対象に仮想パッチが含まれていることが確認されると、Trend Micro Apex OneによりTrend Micro Apex OneサーバコンピュータでTrend Micro Vulnerability Protection Serviceが起動されます。
エージェント
セキュリティエージェントプログラムにはApex One 仮想パッチ機能が含まれていますが、セキュリティエージェントの標準インストール中にただちにインストールが実行されるわけではありません。仮想パッチ機能をセキュリティエージェントにインストールするには、Trend Micro Apex Central Webコンソールから仮想パッチポリシーを有効にして配信する必要があります。
仮想パッチの設定を受信すると、セキュリティエージェントにより仮想パッチ機能がインストールされます。

バージョンアップの注意事項

種類
説明
ウイルスバスター Corp.サーバ
Trend Micro Apex Oneライセンスに含まれているのは、新規インストール用の仮想パッチのアクティベーションのみです。ウイルスバスター Corp.サーバからバージョンアップする場合は、仮想パッチ機能をアクティベートするための新しいライセンスの取得について販売代理店にお問い合わせください。
Apex Oneセットアッププログラムでは、Trend Micro Apex Oneサーバの標準インストール中にApex One 仮想パッチ機能がインストールされます。
Trend Micro Virtual Patch Manager
Trend Micro Apex Oneでは、スタンドアロンのTrend Micro Virtual Patch ManagerからApex One 仮想パッチ機能へのバージョンアップや設定の移行をサポートしていません。
Trend Micro Virtual Patch Agent
Trend Micro Apex Oneでは、Trend Micro Virtual Patch AgentプログラムからApex One セキュリティエージェントへのバージョンアップをサポートしていません。
Trend Micro Virtual Patch AgentがインストールされているエンドポイントにApex One セキュリティエージェントをインストールして、Trend Micro Apex Centralコンソールから仮想パッチポリシーを配信した場合、セキュリティエージェントによりTrend Micro Virtual Patch Agentが自動的にアンインストールされ、Apex One 仮想パッチ機能がインストールされます。

インストールの確認

種類
説明
Trend Micro Apex Oneサーバ
この機能の有効なライセンスを備えたTrend Micro Apex Oneサーバをインストールした後は、以下を確認できます。
  • Trend Micro Vulnerability Protection ServiceがTrend Micro Apex Oneサーバコンピュータで実行されていること。
  • Vulnerability Protection ServiceフォルダがTrend Micro Apex Oneサーバコンピュータの次の場所に存在すること。
    <サーバのインストールフォルダ>/iServiceSvr/iVP
  • Vulnerability Protection ServiceのインストールログがTrend Micro Apex Oneサーバコンピュータの次の場所に存在すること。
    <サーバのインストールフォルダ>/iServiceSvr/iVP/install.log
セキュリティエージェントエンドポイント
セキュリティエージェントをインストールし、Trend Micro Apex Centralから仮想パッチポリシーを配信したら、次のことを確認できます。
  • Trend Micro Vulnerability Protection Service (Agent) がセキュリティエージェントエンドポイント上で実行されていること。
  • Vulnerability Protection Serviceフォルダが、エンドポイントの次の場所に存在すること。
    <セキュリティエージェントのインストールフォルダ>/iService/iVP

インストール後の設定

設定
説明
サーバ
Trend Micro Apex Central Webコンソールで、[運用管理] → [アップデート] → [予約アップデート] に移動し、仮想パッチパターンファイルの自動アップデートが予約されていることを確認します。
セキュリティエージェントエンドポイント
Trend Micro Apex Central Webコンソールで、[ポリシー] → [ポリシー管理] に移動し、Apex One セキュリティエージェント ポリシーの [仮想パッチの設定] を必要に応じて追加または編集します。