機密データを含むクラウドアセットを即座に可視化します。Data Security Postureは、組織のデータリスクを理解し、最もリスクの高い機密データを持つクラウドアセットを確認し対処するのに役立ちます。
Data Security Postureは、Terraformテンプレートを使用して、AWSまたはAzureクラウド環境にスクリプトをデプロイおよび実行します。Cloud
Accountsで新しいクラウドアカウントを追加するか、既存のアカウントを更新する際にData Security Postureを有効にすることができます。Data
Security Postureを有効にするプロセスは、AWSアカウントとAzureアカウントで異なります。
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AWSアカウントの場合、AWS環境にCloudFormationテンプレートをデプロイします。詳細については、AWSクラウドアカウントのData Security Postureを有効にするを参照してください。
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Azureサブスクリプションの場合、Terraformテンプレートをデプロイし、Azure環境でスクリプトを実行して、Trend Vision Oneがストレージアカウントの変更をモニタできるようにします。詳細については、AzureサブスクリプションでData Security Postureを有効にするを参照してください。
Data Security Postureを有効にすると、Trend Vision Oneはクラウドアカウント内の機密データを発見および分類し、誤設定や脆弱性によるデータ漏洩の潜在的な攻撃経路を予測できます。
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ヒントData Security Postureはクラウドアセットをモニタして機密データを検出します。ネットワーク上のデバイスやファイルをモニタするには、モニタしたいネットワーク場所を特定するデータポリシーを作成する必要があります。詳細については、Data Policyを参照してください。
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次の表は、Data Security Postureの各ウィジェットについて説明しています。
ウィジェット | 説明 |
データリスク |
組織のデータリスクを時間の経過とともにグラフィカルに表現したものです。データリスクは、機密データを持つアセットに対するすべてのリスクイベントの要約として計算されます。
詳細については、データリスクを参照してください。
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機密データを含むリスクの高い資産の上位 |
環境内のすべての監視対象アセットの中で、リスクスコアが最も高い機密データを含む組織内のアセットのリスト。
詳細については、機密データを含むリスクの高い資産の上位を参照してください。
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機密データの概要 |
機密データの種類の内訳や情報源の概要など、機密データの概要。
詳細については、機密データの概要を参照してください。
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場所別の機密データ |
機密データを含むアセットの数を地理的位置別に示すマップが表示されます。各番号にカーソルを合わせると、詳細が表示されます。
詳細については、場所別の機密データを参照してください。
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エクスポージャーリスクイベント |
暴露関連のリスクイベントのリスト。
詳細については、エクスポージャーリスクイベントを参照してください。
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