既存のPACファイルを設定する場合、または新しいファイルを作成する場合、次の設定に注意してください。これらに従わないと、PACファイルが機能しない可能性があります。
バイパスドメインを設定 (基本モード) またはSkipHostsを設定 (高度モード)
ドメインを追加する際は、次の点に注意してください。
- ドメイン構成:
example.com
ドメインは<example.com>自体にのみ一致し、<www.example.com>
などのサブドメインには一致しません*.example.com
は<example.com>のすべてのサブドメインに一致しますが、<www.example.com>
など、メインドメイン<example.com>には一致しません。-
.example.com
は無効な構成であり、<example.com>
または<www.example.com>
のいずれにも一致しません
-
詳細モードでSkipHostsの変数名を変更しないでください
ドメインエントリにはポート、パス、プロトコルを含めてはいけません。
-
ポートが無効です:
10.206.199.33:8843
,*example.com:8443
-
パスが無効です (含む/):
abc.example.com/
,abc.example.com/category
,http://http.badssl.com:9998/
,172.16.0.0/16
-
プロトコルプレフィックスが無効です:
http://example.com
,https://www.example.com
詳細モードでプロキシエントリを設定

プロキシエントリを詳細モードで設定する際は、次の点を確認してください:
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各PROXYエントリ (DIRECTを除く) は、必ずPROXY (すべて大文字) で始めなければなりません
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各PROXYエントリ (DIRECTを除く) にはポート番号を含める必要があります
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各PROXYエントリ (DIRECTを除く) には、http://やhttps://などのプロトコルを含めてはなりません
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複数のPROXYエントリはセミコロン (;) で区切る必要があります
一般的なエラーは次のとおりです:
-
最初のプロキシエントリにポート番号がありません:
var DefaultScanner = "PROXY 10.206.199.222; PROXY proxy.ztsa-iag-int.trendmicro.com:80; DIRECT";
-
2番目のプロキシエントリにPROXYキーワードがありません:
var DefaultScanner = "PROXY 10.206.199.222:8088; proxy.ztsa-iag-int.trendmicro.com:80; DIRECT";
-
2番目のプロキシエントリのPROXYキーワードが小文字で誤っています。
var DefaultScanner = "PROXY 10.206.199.222:8088; proxy proxy.ztsa-iag-int.trendmicro.com:80; DIRECT";
詳細モードでPACファイルを設定
詳細モードでPACファイルを設定する際は、次のことを行わないでください:
-
既存の関数名とその呼び出し方法を変更してください。
-
関数内のコンテンツを
skip_
プレフィックスで変更してください。